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シャイクスピア&カンパニー書店

今回パリ出張の目的は
1.買付け
2.本場カフェ視察
3.シェイクスピア&カンパニー書店に行く事!!!

この話で締めようと思っておりました。

カフェには何軒も入りましたが、ここの本屋に入った時が一番鳥肌がたった。
大好きな映画「Before Sunset」の1番最初のシーンに出てくる本屋。
深い歴史と熱い思いがいっぱいつまった本屋。
おそらく世界一有名な個人店の本屋。
タダで泊まれる寝床がいくつもある世界一変な本屋!!!


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個人的にはエッフェル塔とかを見るよりここのセリーヌ川のほとりのボロボロの本屋に辿り着いて「もう死んでもいいやーーーー!」と思った。
ヘミングウェイ、ヘンリーミラー、ギンズバーグなどたくさんの作家が通った書店。
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いやぁもう語りきれないのでこちらの本を是非お読み下さい。
右の「シェイクスピア&カンバニー書店の優しき日々」の方が読みやすいかも。
実話とは思えない程のユニークさと感動のストーリー。
知らなかったのですが2代目店主ジョージ・ホイットマンは去年なくなっていた。
現在、娘のシルビアが店を切り盛りしている。
店内に書いてあるメッセージ
''live for humanity''(人類のために生きよ)
''be not inhospitable to strangers lest they be angels in disguise''
(見知らぬ人に冷たくするな 変装した天使かも知れないから)
これ日本では(一見)当たり前ですがフランスでは珍しいかも?
とにかく探している本を聞いたりしても店員さんの感じのいい事!

そしてこんな奇跡の本屋に辿り着いたのに、私はまた腹痛に襲われ「ト、ト、トイレ…ありますか?」と聞くと「I'm sorry,ないの」と言われ、逃げるように退店!
急いでダッシュして1番近いカフェに入った。
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カフェ・パニス。
ここも異常なくらい感じがよかった。ギャルソンも支配人っぽい人も「具合悪そうだけど大丈夫?」とか声をかけてくれたりフレンドリーな対応にびっくりでした。
後々知ったのだがシャイクスピア&カンパニーとはご近所さんだけあって切っても切れない縁らしく、あの感じのよさはやはり周囲を巻き込む程、伝染しているのでしょうか。

最終日、もう一度寄ろうと思ったけど50kg以上の荷物を持ってはさすがに寄れなかった。。。
絶対また行きます。
来年いきます。

私のくだらないフランス出張記におつきあい頂きましてありがとうございます。
次回から突然ですが新店舗OPEN日記になります(笑)!
今後ともよろしくお願いいたします
by brownbookscafe | 2012-12-05 21:46


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